教師:Yくん、超難関の国立高専明石高等専門学校合格おめでとう!今日はいくつかの質問をさせてね!まず、合格した今のお気持ちは?
Y君:嬉しい反面、驚いています。
教師:超難関校だもんね!Y君はなんで、そんな難関の明石を受験しようと思ったの?
Y君:自分の将来のためになると思ったからです。
教師:将来って?
Y君:モノづくりがしたいんです。介護など、人の役に立つロボットを作れるようなエンジニアになりたいんです。
教師:素敵だね~。その夢、絶対かなえてほしいよ!明石は難関中の難関校だけど、ズバリ合格の秘訣って何だったと思う?
Y君:日ごろからの努力と、運ですね。2020年度は、本当についてなかったんで、合格のための良い運がたまっていたのかも。
教師:ははは。なるほど。確かに運も実力のうちだからね!でも、努力は、人一倍していたと思うよ!では、受験勉強で苦労したことは何?
Y君:難問を解くことです。
教師:過去問にはたくさん難問があったね~。でも、あきらめずに挑戦し続けていたね!では、受験勉強でやっていてよかったことは何?
Y君:基本がしっかりできるように、基本をひたすら解きました。基本ができていないと、難問は解けないので。
教師:確かにそうだ。基本は何より大事だね。Y君は、塾には通わずに家庭教師だけで受験に挑んだけど、それはどうして?
Y君:塾よりも、自分のペースでできると思ったからです。家庭教師は1対1なので、分からないところを、いつでも聞けるところがよかったです。
教師:確かにY君は、疑問に感じた問題などは、積極的に質問してくれていたね!家庭教師を上手に活用できていたと思うよ。受験勉強って大変だけど、くじけそうになったことはある?
Y君:テストの点がなかなか伸びないときにくじけそうになりました。
教師:誰でも、経験する停滞期だね。それでも投げ出さない人だけが、次のステージに行けるんだよね。Y君は、投げ出さなかったね!でも、受験勉強の妨げになるものもあったよね?
Y君:マンガやゲームなどの娯楽です。
教師:みんな足を引っ張られるやつだ(笑)。
Y君:時間を決めてやるとかしないといけないと思います。
教師:そうだよね。でも、誘惑に打ち勝って頑張ったんだね~。偉いよ!さて、Y君、明石工業高等専門学校に入学したらどんなことを頑張りたいの?
Y君:さらに勉強をして、充実した学校生活を送りたいです。それから、高専独自の授業があるのでそれがとても楽しみです!
教師:機械に特化した勉強ができるのは楽しみだね!ロボット作りの夢へ、近づけそうだね!今日は、インタビューに答えてくれてありがとう!最後に、受験を控えている後輩たちへアドバイスをお願いします。
教師:日ごろからコツコツ努力していれば、どこへでも行けると思います。頑張ってください!
保護者インタビュー
Y君のお母様
教師:この度は、Y君の国立高専明石工業高等専門学校機械工学科合格、おめでとうございます!合格を知った時のお気持ちはいかがでしたか?
お母様:挑戦校だったので、合格が決まった時は素直に嬉しかったです。
教師:合格を確認したとき、Y君になんとお声をかけました?
お母様:「3年間頑張った結果だね!おめでとう!」と言いました。本人は合格すると思っていなかったので、きょとんとしていました(笑)。
教師:超難関校ですもんね!驚いたのでしょうね。でも、Y君の努力は合格に値するものでしたよね!お母様から見て、Y君の合格の秘訣は、何だったと思いますか?
お母様:家庭教師の先生と二人三脚で合格に向けて頑張っていたからです。家庭教師に教わっていなかったら合格できなかったと思います。
教師:なにより嬉しいお言葉、ありがとうございます(涙)。受験生となったY君を1年間見守って、どんなお気持ちでしたか?
お母様:Yは性格が穏やかなので、やる気があるのかわからなくなるときがありました。でも、自分のペースを崩すことなく頑張っていました。
教師:そうですね。Y君は、淡々とやっておられましたものね。すごいことです!Y君は塾へは通わず、家庭教師のみで難関校受験へ挑みましたが、なぜその選択をなさったのですか?
お母様:本人が塾は行きたくないといったのが1番の理由ですが、家庭教師を紹介してくださったロボット教室の先生が、「この家庭教師の先生なら、絶対合格できる」と勧めてくださったからなんです。
教師:同業の方が、自信を持って勧めてくださるのは嬉しいです!とはいえ、塾に通わないのは不安ではありませんでしたか?
お母様:最初は、「塾に通ったほうがいいのでは?」と思うこともありましたが、家庭教師に教わり始めてから、学校のテストや模試の結果がどんどん上がっていったので、家庭教師にお任せして大丈夫だと確信しました。
教師:目に見えた結果が出ると安心しますよね。ところで、Y君の受験に際して、ご家族が協力したことなどはありますか?
お母様:勉強しやすい環境を作るようにしました。それから、なるべくいろんな話をするようにして、Yの些細な変化に気付いてあげられるようにしていました。
教師:細やかな気遣い、素晴らしいですね!御家族の支えは、大事ですね。では、受験生を持つ親として、最も大事な心構えは何でしょうか?
お母様:とにかく「我慢すること」と「信じること」だと思います。勉強しなかったり、点数が伸び悩んだり…やきもきすることがたくさんありましたが、家庭教師の先生が親身になって話しを聞いてくださったり、アドバイスをくださったので、なんとか乗り切ることができました。
教師:メールなどでもたくさんお話ししましたね。不安な気持ちをお聞かせいただくことで、私も的確な声掛けができました。私自身も、お母様と協力しているという実感が持てました。今後、Y君は親元を離れますが、寂しさや心不安はありませんか?
お母様:寂しさや不安よりも、これからどんな風に成長していくか楽しみです。立派になってくれるという期待しかありません。
教師:やっぱり、お母様はY君を信じておられるのですね。Y君にはどんな学校生活を送ってほしいですか?
お母様:いろんなことに挑戦し、いろんな経験をしてほしいですね。自分の力で人生を切り開いて、大きく成長してほしいです。
教師:子供を信じて、任せるのは難しいけれど、実行しておられるお母様に、私も多くのことを学ばせていただきました。本日はインタビュー、ありがとうございました!