●Hちゃん
教師:Hちゃん、合格おめでとう!近大附属広島高等学校に合格した今の気持ちは?
Hちゃん:とても嬉しいです。一生懸命勉強したので、良い結果になって嬉しいし、高校に行っても勉強を頑張りたいと思いました!
教師:偉い!近大を受験しようと思ったのはいつ頃?
Hちゃん:公立高校にするか、私立にするか迷っていて、いろいろ調べて12月ごろ近大に決めました。
教師:ぎりぎりまで迷っていたね。合格の秘訣は何だったと思う?
Hちゃん:予習と復習を繰り返したことです。予習したことを学校でやって、それを復習するのでより多くのことを身に着けることができました。
教師:それを徹底するのはなかなか難しいよ!よく頑張ったね!受験勉強を振り返って、苦しかったことや、反省点はある?
Hちゃん:休日に長時間勉強したのがきつかったです。問題を間違うたびに集中力が切れてしまいました。もっと短時間集中を繰り返した方がよかったと思います。それから、定期テストの勉強も、苦手科目を後回しにしたことは良くなかったです。苦手科目も、定期テスト勉強をしっかりやっておけば、受験勉強で1からやり直す必要はなかったかもしれないと思います。
教師:なるほど。努力の積み重ねが大事ということだね!Hちゃんは中1の終わりごろから家庭教師を始めてくれたけど、家庭教師をしていてよかったと思うことを教えて!
Hちゃん:先生と一緒に問題を解いて、分からない問題はその場で教えてもらえたことです。わからない問題を、その日のうちに解決できたことで、問題と解き方をセットで身に着けることができました。だから、似た問題が出てきたときに、一人でも解けるようになっていて良かったです。
教師:マンツーマンだと、問題や解き方も印象に残りやすいもんね。さぁ、いよいよ高校生活が始まりますが、高校ではどんなことがしたいのかな?
Hちゃん:中学では、朝早く登校することが、あまりできませんでした。だから高校では、朝早くに登校して、友達といっぱい話がしたいです。
教師:Hちゃんは、教室に行きづらくなった時期もあったけど、本当によく頑張ったよね!それでは受験生の皆さんにアドバイスをお願いします!
Hちゃん:自分が苦手なところと、得意なところを把握することが大事です。そして、苦手なところを先に勉強すれば、少しだけ勉強が楽になりますよ。また、夜遅くまで勉強しないことです。睡眠時間が短くなると、覚えられるものも覚えられなくなります。夜遅くよりも、朝早くを心がけましょう。
教師:具体的で素晴らしいアドバイスをありがとう!最後に、保護者にメッセージをお願いします!
Hちゃん:私が頑張ろう!と決めたことを、応援してくれて、ありがとうございました。
教師:いつも寄り添ってもらえてよかったね!高校生活も、楽しんでね!
保護者インタビュー
●Hちゃんの保護者様
教師:近大広島高等学校合格おめでとうございます。お子様への第一声は何でしたか?
保護者様:「おめでとう!頑張ったね!」と声を掛けました。
教師:この一年を振り返り、いかがですか?
保護者様:高校受験に際し、今までのことが関係してきたということを、親子で認識して、希望と現実を理解していくことに苦労しました。
教師:Hちゃんは、不登校に、時期もあったため、思いとのギャップを埋めていく作業が必要でしたね。それでも、自分の進路をしっかりと決定し、合格を決めました。合格の秘訣は何だったと思いますか?
保護者様:本人が高校受験について本気で考えたことだと思います。やる気が出たのは、家庭教師のおかげだと思っています。個性を大事にしていただけたことは、本当に良かったです。
教師:そうおっしゃっていただけて嬉しいです。本当によく考え、そして奮起してくれました。受験生の保護者として大変だったと思いますが、何を一番大切にしましたか?
保護者様:ともに前を向いていくこと。他と比べないこと。これから自分はどう生きたいかと、本人に問い、ともにこれからを考えること、です。
教師:素晴らしいですね。常に未来を見て、一緒に歩んでこられたのですね!いよいよ高校生ですが、どんな高校生になってほしいですか?
保護者様:これから生きていくための人間力を身に着けてほしいです。
教師:やはり、これからを見据えておられるのですね!それでは最後に、受験生を持つ保護者の皆様にアドバイスをお願いします。
保護者様:うちは1年近くの不登校がありました。でも、諦めなければ、また、周囲のサポートがあれば、必ず道は開けます!
教師:力強いアドバイスありがとうございます。今、不登校の皆様にも届いてほしいメッセージですね!本日はありがとうございました!